ヒートが辛勝

マーベリックスに対してダラスで2連敗し、地元マイアミに戻って巻き返しを計りたいヒートがNBAファイナル第3戦を迎えました。
前半をマイアミ9点リードで折り返し、マイアミのファイナル初勝利に大きく傾きかけたのもつかの間…第3クォーターは16-34というダラスの猛攻で、逆に9点のビハインド。
嫌な空気がマイアミに流れたが、第4クォーターはエースのドゥエイン・ウェイドがドライブからの得点などで一気にダラスを追い詰め、ダラスに追われるプレッシャーをかける。
第3戦、地元ホームでの敗戦を避けたいマイアミはハスレムのスティール、ペイトンのジャンプショット、チームディフェンスなど一丸となった活躍でとうとうダラスに追いついた。見所はなんと言っても、第1・2試合で2/16と最悪のフリースロー確率を記録していたシャキール・オニールが試合終盤の最も大事な場面でフリースローを2本見事に決めたことが大きかった。
個人的に、このフリースローがターニングポイントだったと思う。
第4クォーター開始時点で、9点のアドバンテージを持ちながらも終盤に追いつかれたダラス・マーベリックス。アウェイでのゲームということもあり追われる側のプレッシャーは相当あったはず、そのプレッシャーがノヴィツキーのフリースローを狂わせたに違いない。そして、このフリースローがマイアミの勝利を決定付けた。このゲームでノヴィツキーは10/12と、決してフリースローの確率が悪いわけでは無かったのだが…。
ドゥエイン・ウェイドの42得点13リバウンドのダブルダブルも素晴らしい、あっぱれ。第4クォーターで5ファウルになったときは焦りましたけど…。逆に、第2戦で活躍したスタックハウスはフィールドゴール1/9と沈黙。最終的に98-96の2点差での1ゴール差のギリギリでの勝利になったが、勝ちは勝ち。この勝利で波に乗って欲しいところ。
しかしマイアミが未だに、このシリーズ不利であることに変わりは無い。マイアミはホームで行われる残り2ゲームを必ず勝つことが必須条件である。
あと、気にかかるのはハスレムの左肩の怪我の具合。

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