オールスター2006
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皆さん、『NBAオールスター06』ご覧になったでしょうか?
今年のイーストとウェストのスタメンはワクワクするメンバーでした。
特にイーストは不動のセンターシャキール・オニールを筆頭にアレン・アイバーソン、ドゥエイン・ウェイド、レブロン・ジェームス、ジャメイン・オニールの代わりにスタメン出場のビンス・カーターとアクロバティックで機動力抜群のガードフォワード陣が終結!おまけにベンチメンバーにピストンズのスタメンが4人いるという面白いチーム構成。
ウェストはスタメンに開催地ヒューストンからヤオ・ミンとトレイシー・マグレディ、ガードに現在アシスト1位のスティーブ・ナッシュ、そして得点王レースを独走するコービー・ブライアント。パワーフォワードに安定感抜群のティム・ダンカン。
ゲーム中盤まではウェストがイーストを20点ほど突き放していたんですが、ピストンズの4人組+ポール・ピアースが同時にゲームに登場するとディフェンスが締まり、ウェストの得点が抑えられ、徐々に点差を減らし第4クォーターは1ゴール差の緊迫した時間帯が続いてました。
第4クォーターの時点でそれまでの得点・活躍の度合いでイーストが勝てばレブロンがMVP、ウェスタンが勝てばトレイシー・マグレディがMVPという感じでした。特にマグレディはオールスター記録42点を更新する勢いで得点をのばしていたので、結果的にイーストが勝利しレブロンがMVPを獲得した為にせっかくのハイスコアも惜しい結果でした。もし、マグレディがオールスター記録を塗り替えていたのであればイーストが勝っていても、マグレディがMVPだったでしょう。
残り1分チョイでコービーが同点に追いつくジャンプショットを沈めた時は、オールスターとは思えない雰囲気でしたね~レギュラーシーズンのようでした。その直後にウェイドが勝ち越しのシュートを決め、ウェストが2点のビハインド。マグレディの同点を狙ったシュートは決まらずコービーが再びシュートを狙いますが、ここで痛恨のファンブル!!イーストに速攻を許し、カーターのアリウープ!しかしカーターのアリウープは失敗しました。はじかれたボールは(確か…)マグレディの手にわたるが、時間切れで。イーストの勝利となりました。ちなみにカーターはこのゲームで2回ダンク失敗してました、気持ちいいくらい豪快に。ありえないくらいボールが弾き飛んでいきました。
そして、レブロンが史上最年少でMVPを獲得し2006年のオールスターは幕を閉じました。
それにしてもレブロンはどれだけ史上最年少記録を更新していくんでしょうか?個人的にはマグレディに受賞してもらいたかった感はあります。36得点してましたからね~すごい。
レブロン、マグレディに限らずスタメンはもちろんトニー・パーカーやクリス・ボッシュ、ショーン・マリオン、チャウンシー・ビラップスなどベンチメンバーもそれぞれの味を出すことができていた良いオールスターでした。しかし、ガソールがベン・ウォレスに2回シュートブロックされて、結局0得点だったのが可哀想でした。ちなみにベン・ウォレスも0得点です。
今年のオールスターは新しい世代の台頭を予感させるゲームでした。来年も楽しみ。